任意整理とおまとめローンの違いを解説

借金の返済が苦しくなって解決方法を調べていたら、「任意整理」と「おまとめローン」という2つの方法が出てきて、どちらがいいかわからないという経験をした人もいることでしょう。

任意整理とおまとめローンは仕組みが全く異なります。借金を減額できるけれどもブラックリストに載るのが任意整理、ブラックリストに載らずに返済先を一本化できるけれども返済総額は増える傾向があるのがおまとめローンです。

任意整理は借金減額が目的の「債務整理」

任意整理とは債務整理の一つで、弁護士や司法書士に依頼して会社側と交渉してもらい、利息・遅延損害金の全額カットや返済期間の調整(60回払い程度)を実現していきます。

おまとめローンは返済の一本化が目的の「金融商品」

おまとめローンとは複数の借金がある人が返済を一本化できるようにすることを目的とした金融商品の一つで、ローン会社からお金を借りて他の会社の借金を全額返済し、その後はローン会社にだけ返済をすればよくなるという仕組みです。

任意整理なら借金返済の負担を確実に減らせる

例えば、三菱東京UFJ銀行から50万円、エポスカードから50万円、アイフルから50万円の合計150万円を借金している場合、一般的には利息を含めた返済総額が約195万円、毎月の返済額が約5万4000円といったところになります。

任意整理をすると、利息の約45万円は0円になり、返済は元本の150万円のみでよくなります。60回払いで和解したとすると、毎月の返済額は2万5000円まで抑えられます。

しかし、任意整理すると「ブラックリスト」に載るため、クレジットカードが使えない、新たに借金ができない、スマホなどが分割払いで買えないといった制限を約5年間受けることになります。

おまとめローンならブラックリストに載らずに返済を一本化できる

おまとめローンの主な目的は、借金の返済を一本化することで返済の手間を省くことです。

先ほど例に挙げた借金150万円の場合、いずれも金利18%だったとすると、利息を含めた返済総額が195万円ほど、毎月の返済額が5万4000円ほどとなることが多いです。

東京スター銀行のおまとめローンを利用して8年で返済した場合、毎月の返済額は約2万5000円になります。

しかし、利息が付くので返済期間が長いと返済総額は増えていきます。8年(96回払い)なら、返済総額は約238万円となり、約88万円もの利息を払うという計算になります。

まとめ

任意整理は債務整理の1つで、利息・遅延損害金のカットや返済期間の調整によって返済の負担を確実に減らせますが、約5年間ブラックリストに載って制限を受けるというデメリットがあります。

一方、おまとめローンは金融商品の1つで、借金の返済先を1か所にまとめることが目的ですが、利息が付くため返済期間が長いと返済総額は前より増えることが多いです。

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